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2022-08-31 令和4年第4回定例会(1日目) 本文
2022-08-31 令和4年第4回定例会(1日目) 名簿

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  1. 荒尾市議会 2022-08-31
    2022-08-31 令和4年第4回定例会(1日目) 本文


    取得元: 荒尾市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-08
    2022-08-31:令和4年第4回定例会(1日目) 本文 (文書 21 発言中)0 発言ヒット ▼最初のヒットへ(全 0 か所)/ 表示中の内容をダウンロード 1:◯議長安田康則君)                         午前10時01分 開会 ◯議長安田康則君) これより、令和4年第4回荒尾市議会定例会)を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きますが、まず、日程に入ります前に議長より申し上げます。  現在、冷房が入っているとはいえ、マスク着用のまま長時間にわたり発言を続けることは、熱中症など体調を崩す一因と考えられます。  よって、飛沫感染防止のために、議長席、壇上、質問席の3カ所については、飛沫感染防止シートを設置しておりますので、この3カ所で発言する場合は、マスクの着用を求めないものとしますので、よろしくお願いいたします。  それでは、日程に従い会議を進めます。    ────────────────────────────────   日程第1 会議録署名議員の指名について 2:◯議長安田康則君) ◯議長安田康則君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  1番前田裕二議員、2番鶴田賢了議員、以上、両名を指名いたします。    ────────────────────────────────   日程第2 会期の決定について 3:◯議長安田康則君) ◯議長安田康則君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から9月26日までの27日間といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 4:◯議長安田康則君) ◯議長安田康則君) 御異議なしと認めます。よって、会期は27日間と決定いたしました。    ────────────────────────────────   日程第3議第48号令和3年度荒尾市一般会計歳入歳出決算の認定について   から、日程第19報告第9号令和3年度決算に基づく荒尾市の健全化判断比   率及び荒尾市公営企業資金不足比率についてまで(提案理由説明
    5:◯議長安田康則君) ◯議長安田康則君) 日程第3、議第48号令和3年度荒尾市一般会計歳入歳出決算の認定についてから、日程第19、報告第9号令和3年度決算に基づく荒尾市の健全化判断比率及び荒尾市公営企業資金不足比率についてまで、以上、一括議題といたします。  議案の朗読は省略し、件名のみを事務局長をして朗読いたさせます。田代事務局長。   〔田代事務局長朗読〕 6:◯議長安田康則君) ◯議長安田康則君) これより、上程議案についての提案理由及び議案内容の説明を求めます。浅田市長。   〔市長浅田敏彦君登壇〕 7:◯市長浅田敏彦君) ◯市長浅田敏彦君) 本日は、令和4年第4回市議会定例会)を招集いたしましたところ、議員の皆様におかれましては大変御多用の中、御出席をいただき誠にありがとうございます。  開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  新型コロナウイルス感染症につきましては、第7波による爆発的な感染拡大病床使用率の上昇などの状況を踏まえ、熊本県からは8月2日に熊本BA.5対策強化宣言が発令をされております。本市におきましても、いまだに新規感染者数が1日100人を超える日が多く発生し、8月21日には過去最多となる1日209人の新規感染者を記録するなど、非常に厳しい状況が続いております。  大切な人や日常を守るため、極力密を避けることや基本的な感染防止対策等を徹底することの重要性につきまして、今後も引き続き市民の皆様へ周知・啓発に取り組んでまいります。  さて、今年の北部九州地方梅雨明けは、統計開始以来、最も早い梅雨明けとなり、知事は夏場の水不足を心配されましたが、このところは猛暑が続く中でも局所的な大雨となるなど、全国的に不安定な天候が続いております。  また、現在、台風11号が発生しておりますが、これからいよいよ本格的な台風シーズンを迎えることとなり、令和2年度の豪雨災害や、昨年8月11日から17日まで降り続きました季節外れの長雨などの教訓を生かしまして、市民の安全・安心を守り抜くため、万全の体制で臨んでまいります。  本日御提案をいたします17議案のうち、議第56号旧荒尾競馬場スタンド解体工事請負契約につきましては、去る7月26日開催の第3回臨時会に提出をいたしました議第45号と同じ内容での提案とさせていただいております。  臨時会における同議案に対する市議会の御判断は否決となり、提案いたしました市といたしましては非常に残念な結果でありましたが、市議会の議決の重さは十分承知をいたしており、その結論については、しっかりと受け止めさせていただいたところでございます。  今回の結果を受けての善後策を検討する中で、議会の御判断に至る経過を改めて精査し、検証してみますと、提案した議案に対する私どもの説明が足りなかった、不十分であったことが否決という結果につながる大きな要因になったのではないかとの考えに至ったところでございます。  つきましては、一連の入札過程においては当市のルールに基づき適正に処理をいたしており、その結果に事務的な瑕疵はないことから、議会において十分な説明に努めたいと考え、改めて議案として提出することといたしたものでございます。  議員の皆様におかれましては、何とぞ御理解をいただきますようよろしくお願い申し上げます。  なお、本日提案をいたします議案の内訳は、条例の一部改正が2件、契約の締結が1件、補正予算が5件、決算の認定に関係する部分が8件、その他の報告事項が1件の計17件となっております。  各議案の内容につきましては、それぞれの所管部署より御説明いたしますので、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。  以上でございます。 8:◯議長安田康則君) ◯議長安田康則君) 石川総務部長。   〔総務部長石川陽一君登壇〕 9:◯総務部長石川陽一君) ◯総務部長石川陽一君) 私のほうから総務部所管関連議案4件について御説明いたします。  まず、議第56号旧荒尾競馬場スタンド解体工事請負契約の締結についてでございます。  議案書の17ページをお願いいたします。  提案理由としましては、荒尾市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を必要とするからでございます。  旧荒尾競馬場スタンド解体工事につきましては、条件付一般競争入札により、契約金額落札価格消費税額を加算した3億8,500万円、契約の相手方としては、熊本市南区野田3丁目13番1号、前田・橋本建設工事共同企業体代表者株式会社前田産業代表取締役木村洋一郎でございます。  概要については、議案資料の9ページをお開き願います。  工事請負契約要項でございますが、工期は議決を経た日から本年度末として、荒尾都市計画事業南新地土地区画整理事業における基盤整備を推進するため、地上3階、地下1階の延べ床面積1万平米以上に及ぶ当スタンド関連施設解体工事を施工するものです。  令和4年7月13日に開札執行した結果、相手方となる前田・橋本建設工事共同企業体が落札、仮契約は令和4年7月20日に締結しているものでございます。  この旧荒尾競馬場スタンド解体工事は、本市において類を見ない難易度が高く、大規模な解体工事であるため、県内、市内にそれぞれの営業所を有する2社による共同企業体での工事施工とし、施工管理上、品質や安全性をより求める観点から、本市の事業者においても一定数の有資格技術者の保有を確認した上で、共に解体工事施工技士技術者資格要件として求めたものです。  議第56号につきましては、市長の説明にもありましたとおり、さきの臨時会における説明が不足していたとの反省に立ち、また、今後の事業推進に鑑み、議第45号と同じ内容で再度提案させていただくものでございます。御理解いただきますようお願いいたします。  議第56号については以上です。  続きまして、議第57号荒尾市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてでございます。  議案書の19ページをお開き願います。  提案理由は、地方公務員育児休業等に関する法律の改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。  内容につきましては、議案資料により御説明いたしますので、議案資料の11ページをお開き願います。  改正内容の概要をまとめておりまして、大きく4点ございます。  1点目は、主に会計年度任用職員等非常勤職員について、子の出生後8週間までの育児休業を取得する場合の任用期間に係る要件を緩和するもので、職員としての任期が満了していないか、または引き続き任命権者が同じ職に採用される可能性があるかという期間要件を、子の出生後8週間プラス6月の期間に短縮するものです。  2点目も非常勤職員についてですが、子が1歳以上、1歳6カ月未満及び1歳6カ月以上2歳未満の期間において、育児休業を取得する場合、6カ月ごとの区切りのタイミングにかかわらず、それぞれの期間の途中でも夫婦で育児休業を交代することができるようにするものです。  3点目は、原則1回までとなっていた育児休業について、地方公務員育児休業等に関する法律の改正により、育児休業は原則2回まで取得可能となりますことから、特別の事情により、再度育児休業を取得する場合に提出していた育児休業等計画書という書類の提出を不要とするものでございます。  4点目は、任期の更新等により引き続いて育児休業を取得できるとする場合について、会計年度任用職員などの非常勤職員だけを対象とするのではなく、これに任期付職員なども、その適用の対象に加えるものでございます。  なお、この条例は、令和4年10月1日から施行することとしております。  また、12ページ以降に新旧対照表を添付しておりますので、御参照ください。  議第57号については以上です。  続きまして、議第59号令和4年度荒尾市一般会計補正予算(第5号)についてでございます。  議案書29ページをお開き願います。  第5号補正は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ5,008万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ259億3,219万8,000円とすること、及び債務負担行為補正でございます。  補正内容につきましては、資料で御説明いたしますので、議案資料の19ページをお開き願います。  主なものを御説明いたします。  まず、総務費の一番下、住民票等コンビニ交付事業費ですが、マイナンバーカードを活用して住民票等コンビニにて交付できるようにするもので、翌年度にかけてシステム改修を行うため、所要の経費につき、本補正によるほか、債務負担行為にて追加しており、本年度中の事業着手により、その5割を特別交付税で措置されるものです。  3款民生費の一番下、新型コロナウイルス感染症対策事業費は、保育所等新型コロナ感染症対策のための施設改修等のほか、物価高騰による給食運営のかかり増し経費に対する補助金でございます。  次の20ページをお願いします。  4款衛生費環境衛生費は、さくらねこ無料不妊手術事業のための貸出し用猫捕獲器ペットシートを購入するものです。  6款農林水産業費、1番目の荒尾スマート農業推進事業費は、荒尾梨の霜による、いわゆる晩霜被害焼け防止のため、温度管理システム導入への補助となります。  7款商工費観光物産館跡地管理費は、旧観光物産館民間企業への貸付けに伴う5カ年分の県補助返還金となります。  以上、合計の補正額は5,008万8,000円となっております。  次に、債務負担行為補正でございます。再度、議案書の33ページをお開き願います。  33ページから次ページにわたりますが、先ほど御説明しましたAcrocityコンビニ交付システム改修委託料、来年度から清里保育園の給食について民間委託する給食調理業務委託料、次の34ページでは、コロナ禍原油価格物価高騰による影響により、経営が悪化した農業者を対象に追加する新型コロナウイルス対策経営安定資金に対する利子補給及び保証料助成、来年度から5カ年の運動公園施設指定管理委託料などでございます。  議第59号については以上です。  最後に、報告第9号令和3年度決算に基づく荒尾市の健全化判断比率及び荒尾市公営企業資金不足比率についてでございます。  議案書の145ページをお開きください。  この報告は、財政健全化法の規定により、監査委員の意見を付けて報告するものでございます。  147ページをお願いします。  表が二つございます。上の表が四つの健全化判断比率で全てが標準財政規模に対する比率であり、下の表が公営企業会計事業収入等に対する資金不足比率でございます。  まず、実質赤字比率連結実質赤字比率は、一般会計ほか、公営企業会計等も全てマイナスにはなっておりませんので、共に生じておりません。  実質公債費比率は、前年度同様9.4%と横ばいとなっており、早期健全化基準の半分以下であり、引き続き良好な状態を維持できていると考えております。  次に、将来負担比率では、ここ数年生じておらず、新給食センターや、新市民病院の建設など、大型事業推進のため地方債現在高等が増加したことにより、12.1%となったものでありますが、早期健全化基準を大きく下回っております。  次に下の表、三つの公営企業会計における資金不足比率でございますが、全ての公営企業会計においてなしとなっております。  なお、149ページ以降に監査委員による審査意見書を付けておりますので、後ほど御参照願います。  報告第9号については以上です。  以上、総務部所管関連議案4件についての御説明を終わります。よろしく御審議のほどお願いいたします。 10:◯議長安田康則君) ◯議長安田康則君) 片山保健福祉部長。   〔保健福祉部長片山貴友君登壇〕 11:◯保健福祉部長片山貴友君) ◯保健福祉部長片山貴友君) 保健福祉部所管特別会計補正予算3件について御説明をいたします。  今回の補正につきましては、いずれも令和3年度の精算に伴う国・県等への返還金等が主な内容となっております。  それでは、議案資料の21ページをお開き願います。  議第60号令和4年度荒尾市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)でございます。  今回の補正は、予算の総額に166万2,000円を追加し、補正後の予算総額を74億3,441万5,000円とするものでございます。  補正の内容ですが、下段の歳出9款諸支出金において、令和3年度国庫支出金及び令和2年度特別調整交付金の精算に伴う返還金として166万2,000円を増額するものでございます。  財源といたしまして、上段の歳入7款繰越金において同額を増額計上いたしております。  議第60号につきましては以上でございます。  次に、議案資料の22ページをお開き願います。  議第61号令和4年度荒尾市介護保険特別会計補正予算(第2号)です。  今回の補正は、保険事業勘定において1億262万8,000円、ページの下段、介護サービス事業勘定において2,000円を歳入歳出予算にそれぞれ追加し、補正後の予算総額ページの最下段に記載しておりますとおり62億2,628万5,000円とするものでございます。  補正の内容ですが、まず、保険事業勘定の下段、歳出6款基金積立金は令和3年度介護給付費準備基金利子積立てとして2万5,000円を増額、その下の8款諸支出金は令和3年度の介護給付費にかかる交付金等の精算に伴う国・県及び支払基金への返還金として1億260万3,000円増額し、合計1億262万8,000円を増額補正するものでございます。  財源としましては、上段歳入款国庫支出金、9款繰入金及び10款繰越金において、それぞれ所要額を増額計上いたしております。  続いて、下段の介護サービス事業勘定につきましては、令和3年度の介護サービス事業基金の利子2,000円を積み立てるものでございます。  議第61号につきましては以上でございます。  次に、議案資料の23ページをお願いいたします。  議第62号令和4年度荒尾市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)です。  今回の補正は、予算の総額に1,113万1,000円を追加し、補正後の予算総額を9億2,316万4,000円とするものでございます。  補正の内容ですが、上段歳入の5款繰越金1,113万1,000円は、令和3年度決算において生じました剰余金を増額補正いたしております。  これは、本年の4月と5月の出納閉鎖期間中に徴収した令和3年度分の保険料で、この保険料につきましては、保険者である熊本県後期高齢者医療広域連合に納付すべきものでございますことから、下段歳出の2款後期高齢者医療広域連合納付金において同額を増額計上するものでございます。  議第62号につきましては以上でございます。  以上で保健福祉部所管議案説明を終わります。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 12:◯議長安田康則君) ◯議長安田康則君) 大神会計管理者。   〔会計管理者大神英子君登壇〕 13:◯会計管理者大神英子君) ◯会計管理者大神英子君) 私のほうからは、令和3年度決算5件について概略を御説明いたします。  議案書ページの議第48号令和3年度荒尾市一般会計歳入歳出決算の認定についてから、9ページの議第52号令和3年度荒尾市南新地土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの5件につきまして、地方自治法第233条第3項の規定により、監査委員の意見を付けて議会の認定に付するものでございます。  議案資料で御説明いたしますので、資料の1ページ、議第48から52号資料、令和3年度荒尾市会計別決算総括表をお開き願います。
     まず、一般会計です。  歳入でございますが、収入済額が283億5,154万6,286円、歳出は支出済額が277億3,361万2,932円で、形式収支であります歳入歳出差引額は6億1,793万3,354円となります。  翌年度へ繰り越すべき財源として、1億694万9,643円がありますので、これを差し引きました令和3年度の実質収支額は5億1,098万3,711円となります。  次に、国民健康保険特別会計です。  歳入決算額は72億285万1,390円、歳出決算額が70億9,994万4,124円で、歳入歳出差引額は1億293万7,266円でございます。  次に、介護保険特別会計です。  まず、保険事業勘定でございますが、歳入決算額は57億649万7,745円、歳出決算額が55億9,094万9,192円で歳入歳出差引額は1億1,554万8,553円でございます。このうち、1,291万8,000円につきましては、基金積立てをしております。  続きまして、介護サービス事業勘定でございます。  歳入決算額は2,262万3,113円、歳出決算額も同額の2,262万3,113円ですので、歳入歳出差引額はゼロ円でございます。  次に、後期高齢者医療特別会計です。  歳入決算額は8億1,596万5,693円、歳出決算額が8億483万3,693円で、歳入歳出差引額は1,113万2,000円でございます。  最後に、南新地土地区画整理事業特別会計です。  歳入決算額は10億5,586万5,204円、歳出決算額が9億5,099万8,375円で歳入歳出差引額は1億486万6,829円でございます。翌年度へ繰り越すべき財源として1億485万1,453円がありますので、これを差し引きました令和3年度の実質収支額は1万5,376円でございます。  以上、総括表により概略を御説明いたしましたが、歳入歳出決算事項別明細書実質収支に関する調書、主要な施策の成果に関する説明書、財産に関する調書など、決算附属書類並びに監査委員審査意見書を添付して提出しておりますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。  以上でございます。 14:◯議長安田康則君) ◯議長安田康則君) 宮崎企業管理者。   〔企業管理者宮崎隆生君登壇〕 15:◯企業管理者宮崎隆生君) ◯企業管理者宮崎隆生君) 私のほうからは企業局所管の議案2件について御説明いたします。  恐れ入りますが、議案書の11ページをお開き願います。  議第53号令和3年度荒尾市水道事業会計決算の認定及び剰余金の処分についてでございます。  これは令和3年度荒尾市水道事業会計決算について、地方公営企業法に基づき議会の認定に付し、併せて剰余金の処分について議会の議決を求めるものでございます。  内容につきましては、議案資料で説明いたしますので、恐れ入りますが議案資料の2ページをお開き願います。  初めに、収益的収入及び支出について説明いたします。こちらは税抜き表記となっております。  まず、収入について説明いたします。  1、営業収益では、コロナ禍でのテレワーク等もございますが、給水人口が減少し、給水収益は昨年度より減少しています。2の営業外収益では、他会計補助金長期前受金戻入が減少となり、3、特別利益におきましても昨年度のような一時的な消費税の還付もございませんでしたことから減収となり、収入の合計は前年度比で4%減少の10億3,137万8,000円となりました。  次に、支出について説明いたします。  1、営業費用では、職員給与費において、他会計間の移動や定期昇給により増加し、経費におきましても委託料の包括その他や、包括以外でもありあけ浄水場の計画的な修繕等で増加しましたことから昨年度より増額となっております。また、老朽化施設計画的更新などにより、減価償却費や資産減耗費も増額となりました。2の営業外費用は、昨年度より減少し、3、特別損失では過年度分の還付が生じたため増額となり、支出の合計では前年度比で2.9%増加の10億482万6,000円となりました。  この結果、収支差引で純利益は2,655万2,000円となっております。  次に、資本的収入及び支出について説明いたします。恐れ入りますが、次の3ページを御覧ください。こちらは税込み表記となっております。  先に支出から説明いたします。  1、建設改良費では、配水設備拡張費で南新地土地区画整理事業内や荒尾鉄工団地内などへの給水の拡張や中央水源地の電気設備更新工事などにより増額となり、道路改良工事や下水道工事に伴う配水管工事の配水設備改良費は減少となっています。また、営業設備費では給水車や量水器を購入したことから増額となっております。  2の企業債償還金は、昨年度よりも増額となり、支出の合計は前年度より0.2%増額の8億9,450万9,000円となりました。その財源となる収入は1、企業債や下水道工事に伴う水道管移設補償費等の2、工事負担金、消火栓設置負担金の3、他会計負担金、一元化に伴う企業債元金償還分の4、補助金でございます。この収入の合計は前年度比で28.1%減少し、4億9,838万円となっております。  この結果、収支差引では3億9,612万9,000円の財源不足が生じましたので、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、過年度及び当年度分損益勘定留保資金、建設改良積立金にて全額補填いたしております。  3の事業概要では、主な建設改良工事や業務量等を記載しておりますので、後ほど御参照をお願いいたします。  次に、利益剰余金処分額(案)について説明いたしますので、恐れ入りますが、戻っていただきまして、2ページの右下を御覧ください。  当年度未処分利益剰余金の2億7,372万6,000円につきましては、9,884万3,000円を資本金に組み入れ、減債積立金、建設改良積立金へそれぞれ3,000万円積立て、残る1億1,488万3,000円を利益剰余金として翌年度に繰り越す予定でございます。  水道事業の説明は以上でございます。  続きまして、議第54号令和3年度荒尾市下水道事業会計決算の認定及び剰余金の処分について御説明いたします。  恐れ入りますが、議案書の13ページをお開き願います。  水道事業同様に議会の議決を求めるものでございます。内容につきましては、議案資料で御説明いたしますので、恐れ入りますが議案資料の4ページをお開き願います。  初めに、収益的収入及び支出について説明いたします。こちらは税抜き表記となっております。  まず、収入について説明いたします。  1、営業収益では、水道事業同様に水需要の低下から下水道使用料は昨年度より減収となっております。他会計負担金は一般会計から繰り入れの雨水施設修繕費が増額となっておりますので、昨年度より増収となりました。2の営業外収益では、他会計補助金が減収となり、3、特別利益は過年度分の還付により増収となっております。  以上により収入の合計は前年度比で3.5%増加の13億9,375万9,000円となりました。  次に、支出について説明いたします。  1、営業費用につきましては、職員給与費では退職積立金が増加し、経費におきましても雨水施設修繕費や委託料の労務単価見直しを行いましたことから増額となりました。また、計画的な改築更新工事も行っていますことから、減価償却費は増加しております。資産減耗費では、昨年度より固定資産除却費が減少したことから大幅な減少となりましたが、営業費用といたしましては、昨年度に比べ増額となっております。  2の営業外費用では、支払利息は減少し、雨水関連修繕費が増加しましたことから雑支出は増加しております。  以上により、支出の合計は前年度比で9.2%増加の13億1,772万2,000円となりました。この結果、収支差引で純利益は7,603万7,000円となっております。  次に、資本的収入及び支出について説明いたします。  恐れ入りますが、次の5ページを御覧ください。こちらは税込み表記となっております。  先に支出から御説明いたします。  1、建設改良費では、老朽化対策に伴う改築工事や南新地土地区画整理事業内の下水道管渠布設工事などを行いました。支出の合計は前年度比で9.3%増加の10億8,639万2,000円となりました。その財源である収入につきましては、1、企業債、2、補助金、5、受益者負担金で、収入の合計は前年度比で18.3%増加の6億1,530万1,000円となっております。  以上の結果、収支差引で4億7,109万1,000円の財源不足が生じましたので、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額や当年度分損益勘定留保資金、減債積立金、建設改良積立金で全額補填いたしております。3、事業概要では、主な建設改良工事や業務量等を記載しておりますので、後ほど御参照をお願いいたします。  次に、利益剰余金処分額(案)について説明いたしますので、恐れ入りますが、戻っていただきまして、4ページの右下を御覧ください。  当年度未処分利益剰余金の1億8,909万円につきましては、1億1,305万3,000円を資本金に組み入れ、減債積立金で5,000万円、建設改良積立金へ2,603万7,000円を積み立てまして、翌年度繰越利益剰余金をゼロとする予定でございます。  企業局上程議案の説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 16:◯議長安田康則君) ◯議長安田康則君) 大嶋病院事業管理者。   〔病院事業管理者大嶋壽海君登壇〕 17:◯病院事業管理者(大嶋壽海君) ◯病院事業管理者(大嶋壽海君) 議員の皆様には日頃から当院に対し多大なる御理解、御支援を賜りまして誠にありがとうございます。この場を借りまして厚く御礼申し上げます。  さて、今回、市民病院所管の議案といたしましては、令和3年度決算の認定について、令和4年度荒尾市病院事業会計補正予算(第1号)について、荒尾市民病院使用料及び手数料条例の一部改正についての3件を提案させていただきました。  当院の経営状況につきましては、市民の皆様や議員の皆様から温かい御助言をいただきながら、また、荒尾市からの多大な御支援もいただき、経営努力を重ねてまいりました。  また、令和3年度は前年度に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受けました。当院としては、この感染症等地域中核病院としての救急医療、各種拠点病院の両立という難しい局面が続きましたが、新型コロナ関連の補助金もあり、純利益としては単年度黒字決算を維持することができました。  また、この黒字決算により、令和3年度末で累積欠損金を解消することができました。当院といたしましては、感染症指定医療機関としての新型コロナウイルス対策はもちろんのこと、将来を見据えた病院スタッフについての強化を図ってまいりました。  令和3年度については、医師は常勤医として小児科、消化器内科各1名の採用、また、研修医は基幹型臨床研修病院として12名、協力型6名を受け入れることができました。  さらに、令和5年10月の市民病院、荒尾市立有明医療センターの開院に向け、建設工事及び移転計画を綿密に進め、高度医療への取組や医療の質の向上を前提とした経営基盤の強化に努め、いい病院づくりに邁進したいと考えております。  以上のことによって、令和4年度も引き続き黒字決算を維持するとともに、新病院への移転をスムーズ、かつ確実に実行するため、現在、職員一丸となって取り組んでおります。  今後も議員の皆様の御理解、御支援を賜りますようよろしくお願いいたします。  なお、議案の詳細につきましては、市民病院事務部長により説明させますので、よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 18:◯議長安田康則君) ◯議長安田康則君) 上田市民病院事務部長。   〔市民病院事務部長上田雅敏君登壇〕 19:◯市民病院事務部長(上田雅敏君) ◯市民病院事務部長(上田雅敏君) それでは、市民病院所管の議案3件について御説明をいたします。  議案書の15ページをお開きください。  議第55号令和3年度荒尾市病院事業会計決算の認定についてでございます。提案理由といたしましては、令和3年度荒尾市病院事業会計決算地方公営企業法第30条第4項の規定により監査委員の意見を付けて議会の認定に付するというものでございます。  内容につきましては、議案資料により御説明をいたしますので、議案資料の6ページをお開きください。  結論から申しますと、資料6ページ、下から6行目、差引の欄にありますとおり、市民病院決算の差引収支は5億8,893万8,000円の黒字となりました。  令和3年度決算につきましては、昨年度に引き続き新型コロナウイルス感染症の確保病床と補助金の影響により、医業損益では赤字でございますが、純損益は黒字という結果になっております。  それでは、6ページの1、収益的収入及び支出について御説明をいたします。  収入は1の医業収益が61億3,245万6,000円となり、前年度に比べ1億2,341万7,000円の増収となりました。内訳は(1)入院収益39億5,034万9,000円、これは前年度に比べ1億1,171万7,000円の減収であります。(2)外来収益、こちらは16億9,384万1,000円と前年度に比べ1億2,321万5,000円の増収となりました。また、(3)その他医業収益は前年度に比べ1億1,191万9,000円増の4億8,826万6,000円となっております。入院収益の減少については、2度の院内クラスターが大きく影響し、外来収益の増収については、新型コロナウイルス感染患者への電話診療などの増加がその要因と考えております。また、その他医業収益の増収はPCR検査の行政依頼などの急増が要因であると考えております。  次に、2の医業外収益は13億5,066万3,000円と対前年度比1億5,665万9,000円の減少となっております。内訳といたしまして(3)国県補助金が9億4,535万1,000円で、主なものは新型コロナ関連の補助金新型コロナウイルス感染症患者等入院病床確保事業補助金、帰国者接触者外来等設備整備事業補助金などとなっております。  また、3の特別利益は102万円となり、昨年度に比べ大きく減少しておりますが、これは昨年度には感染症対応従事者慰労金分の交付がなされたことによるものです。  以上により、総収入は前年度比1億5,558万3,000円減の74億8,413万9,000円となりました。  では、続きまして支出について御説明をいたします。  1、医業費用の(1)給与費については40億578万6,000円で前年度に比べ1,434万5,000円増加いたしております。(2)の材料費については13億6,924万3,000円と前年度比7,321万5,000円の増加となっております。これはPCR検査の行政依頼等の急増に伴う試薬の増加によるものとなります。(3)経費につきましては、9億2,879万3,000円と前年度比1,184万9,000円の増加となっております。  なお、2の医業外費用につきましては3億333万5,000円と前年度比で1,014万9,000円の増加となっており、3の特別損失では昨年度支給の感染症対応従事者慰労金がなくなった影響で416万2,000円となっております。  以上により、総支出が68億9,520万1,000円となり、前年度に比べ、2,057万3,000円増加いたしました。この結果、冒頭で御説明したとおり、令和3年度の収入支出の差引は5億8,893万8,000円の純利益となりました。この結果、昨年度末6,306万5,000円ありました累積欠損金を解消することができました。  次のページです。2、資本的収入及び支出について御説明をいたします。  議案資料の7ページを御覧ください。下段の資本的支出については、1、建設改良費16億5,782万4,000円、2、企業債償還金2億4,345万6,000円、3、医学生奨学資金貸付金2,160万円、4、看護学生奨学資金貸付金840万円の合計19億3,128万円となります。上段の資本的収入では、企業債15億5,990万円、補助金8,570万6,000円です。この補助金のうち、6,592万7,000円が新型コロナウイルス関連補助金であり、これらに奨学資金貸付金返還金170万円を合計すると、資本的収入合計で16億4,730万6,000円となります。  なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2億8,397万4,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額3,737万4,000円及び当年度分損益勘定留保資金2億3,177万9,000円で補填し、なお不足する額1,482万1,000円は一時借入金で処置いたしております。  なお、8ページにございます3、診療科別患者数調につきましては、各診療科の外来、入院の患者数をお示ししております。後ほど御参照いただきますようよろしくお願いいたします。  次に、議第58号荒尾市民病院使用料及び手数料条例の一部改正について御説明いたします。  議案書の25ページをお開きください。  提案理由といたしましては、令和4年度診療報酬改定に伴い、選定療養費について所要の改正を行いたいからです。  内容につきましては、議案資料により御説明いたしますので、議案資料の18ページをお開きください。  荒尾市民病院使用料及び手数料条例の一部を改正する条例新旧対照表でございます。  表左側が現行の状況、右側が改正後となります。  第4条第1項第3号アの初診に係る選定療養費を7,700円に、同じく同号イの再診に係る選定療養費を3,300円に改めるものです。  なお、附則といたしまして、この条例は、令和4年10月1日から施行いたします。  次に、議第63号令和4年度荒尾市病院事業会計補正予算(第1号)の債務負担行為の追加について御説明を差し上げます。議案書の143ページをお開き願います。  追加する債務負担行為は、1点目は医事業務委託料令和5年度分2,471万7,000円です。こちらは令和5年4月から9月までの新病院移転前の現病院分での業務委託料となります。  2点目は中央材料室滅菌業務委託料になります。こちらは令和5年度分から令和7年度分3,960万円です。こちらは新病院開院後の滅菌業務の業務委託料となります。
     市民病院所管の議案の説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 20:◯議長安田康則君) ◯議長安田康則君) 以上で上程議案の説明は終了いたしました。  これより上程議案に対する質疑を行いますが、通告がありませんので、これにて質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議第48号から議第63号までの議案16件、そして今定例会において審査を予定している陳情はお手元に配付しております議案付託表及び陳情一覧表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。    ──────────────────────────────── 21:◯議長安田康則君) ◯議長安田康則君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。  次の本会議は、9月14日に開催し、一般質問を実施します。  本日はこれにて散会いたします。                         午前10時59分 散会...